熱気球パイロットとしてオーストラリアで10年働く39歳男性の話
2/5(日)にテレ東で放映されていた
“出稼ぎジャパニーズ~人生激変!
行ってよかった憧れの国2023″を見た。
海外生活に興味がある人にかなりおススメ!
エンタメとして楽しむもよし、
実際にこれから海外に行くモチベにするもよし。
番組では、アメリカでコロナ禍の逆境を
乗り越えて和菓子の会社を成長させた
34歳の女社長さんや
早稲田大学から金融機関に勤めエリートコースを
歩んでいたが、自分の生き方を見つめなおし寿司職人としてオランダで働く32歳の男性
はたまた高校卒業後一旦は就職した会社を辞め、
オランダでたこ焼き屋台を営む21歳の男性2人などの話が放映された。
その中で一番胸を打たれたのは、
オーストラリアのメルボルンで
熱気球パイロットとして勤務する39歳男性の話。
男性は3歳の頃に初めて気球に乗ってから
熱気球のとりこに。
そしていつしか彼の夢は、
”熱気球パイロットになること。”
ただここで問題が。
日本では熱気球は浮遊物とされていて、
熱気球パイロットが仕事として成り立つのは難しい。
浮遊物なので、風船と同じ扱い・・・。
そこで彼は一念発起し、働いていた会社を辞め、
熱気球が航空機として認められているオーストラリアへ
やってきた。
それが今から10年前のこと。
関係ないけど、その時私オーストラリアで
ワーホリしてたな…。
同じ時を過ごしていたのか、と回想…。
話が逸れたが、
オーストラリアでは観光業がさかんで
熱気球もメジャーなアクティビティだ。
英語ではhot air balloonって言う。
しかしここでも問題が山積。
熱気球パイロットになるには国家資格が必要。
資格を取るのに3年近くかかってしまう。
そのうえ、彼は英語をほとんど話せなかった。
彼がとった行動とは…。
それは、
毎日の会話を録音し、それを何回も繰り返し聞くこと
聞いた会話をノートに英語で書くこと
だったという。
彼は毎日熱気球会社で働くホストファミリーに
ついて行って必死に専門用語などを覚えた。
今ではその腕を買われ、オーストラリアで一番大きい
観光気球会社でエリアマネージャーとして働いている。
「オーストラリアに来てよかった?」
という質問に男性は笑顔で断言した。
「このまま日本から出ないで、
将来後悔することのほうがよっぽど怖かった。」と。
共通するのは行動力と最後までやりぬく力
この男性に限らず、出演した出稼ぎジャパニーズの皆さんに共通しているのは次の2つの力だと思う。
行動力×最後までやりぬく力
コロナ禍で逆境に立たされても
熱気球の資格取得に3年かかろうとも
安定した生活を捨ててでも
自分の心の声に向き合って、
行動し最後まで取り組むことで道はひらけるんだな~
と感じた。
テレビで放映されていることが出演者の方の人生すべてではないし、海外で生きていくことの苦労もきっと多かれ少なかれあると思う。
でも、一歩を踏み出して異国で頑張っている人たちの姿を見て自分にもやれることはあるって思った。
刺激になる良い番組でした。
興味のある方はこちらの記事からどうぞ。
Tverでも見逃し配信やってます。
テレ東さんありがとう。
ではまた。
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